介護福祉士
介護は一人で出来るものではありません。
ですから、専門知識と技術を持った人にサポートしてもらうことはとても重要です。
そのための国家資格として、介護福祉士という資格があります。
介護福祉士は、介護福祉の知識と技術で入浴や食事などの介護をして、本人や家族などに介護の指導を行う専門家です。
ここでは、その介護福祉士とはどのような資格か。どうすれば取得できるかなどについてまとめていきます。
★資格取得のための資格
厚生労働大臣の指定する養成施設(専門大学、短期大学、大学)を卒業する。
《国家資格受験》
老人ホームなど介護業務で3年以上勤務する。
高等学校の福祉か福祉コースをを卒業する。
養成施設で勉強する場合卒業することで資格は取得できます。対して、下の二つは筆記と実技試験を行って合格すれば資格の取得が出来ます。
さらに、養成施設の卒業にもいくつかの種類があります。
・2年以上の養成施設を卒業する。
・福祉系の大学卒業後、1年間養成施設で学んで卒業する。
・社会福祉士養成施設を卒業後、1年間養成施設で学んで卒業する。
・保育士養成施設を卒業後、1年間養成施設で学んで卒業する。
基本的に養成施設以外を卒業したならば、養成施設で学ぶのは1年間ということです。
より、短期間で無理なく取得するならば、養成施設で学ぶほうがいいかもしれません。しかし、現場で働きながら勉強をする余裕を見つけることが出来るならば、国家資格の受験を目指すのもいいでしょう。
★介護福祉士の国家資格受験科目
(筆記試験)
社会福祉概論
障害者福祉論
老人福祉論
リハビリテーション論
社会福祉援助技術(演習込み)
レクリエーション活動援助法
老人・障害者の心理
家政学概論
医学一般
精神保健
看護概論
介護技術
形態別介護技術
(実技試験)
介護等に関する専門技能
★受験概要
年1回筆記試験1月中:実技試験3月中となります。ただし、実技は筆記試験合格者のみが受験できます。
社会福祉士及び介護福祉士法の規定に財団法人社会福祉振興・試験センターに受験の手引き、受験申込書、払込用紙などの必要書類を請求します。
方法は社会福祉振興・試験センターのサイトにある窓口か郵便ハガキでの申し込みとなります。
なお、書類を受けとったら、所定の払込用紙で郵便局か銀行で書類1部につき600円を振り込むことが必要です。
申込書は8月上旬から9月上旬まで。
試験地は
筆記試験
北海道、青森、宮城、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、石川、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、香川、福岡、鹿児島、沖縄
実技試験
北海道、青森、宮城、東京、石川、愛知、大阪、広島、香川、福岡、鹿児島、沖縄
となります
受験手数料は、12,800円
合格発表は3月末となります。
★仕事内容
介護の必要な、お年寄りや障害者の身辺介助や家事援助をすることになります。
具体的には食事や排泄介助、介護計画の作成、本人や家族の精神的なサポートをすることになります。また、介護制度についての専門的なアドバイス、そして現場での経験をふまえたアドバイスを行います。
就職先としては、特別養護老人ホーム、在宅介護支援センター、ホームヘルパー派遣会社、障害者関連施設となります。
募集要項として、介護福祉士を条件としているところもあるので、資格の保有は就職にはとても有利になるでしょう。
★ホームヘルパーとの違い
以上をふまえて、これではホームヘルパーと仕事の内容が変わらないではないかと思う方もいるでしょう。
仕事の内容としては、それほどの違いはありません。
しかし、その二つを別ける大きな違いは、国家資格と公的認定資格というところです。
国家資格のほうが手間も難易度も違うために、両者の給料水準や資格手当に差があります。
また、ホームヘルパーとしての経験は貴重ですが、いつ雇用契約がきられるなどの不安がつきまとうことは確かです。
将来性という点で介護福祉士を取得することはおおきな武器となります。